鹿沼市粟野にある〈粟野城址・城山公園〉へと向かう。初夏の様な天気になり、日曜とあって、沢山の人たちで賑わっていた。駐車場も満車だったが、山側に邪魔にならないように車を止め、歩き出す。
出店に迎えられ、奥には舞台が作られていて、これからフラダンスをやる、とスピーカーから何度もお知らせが流れていた。右側の滑り台からは、子供たちの賑やかにはしゃぐ声が聞こえてくる。
広場の左側の道を緩く登って行く。ピンクのヤマツツジの花が、新緑の中に、綺麗に映え、山肌を色鮮やかにしている。クネクネとツツジのトンネルを歩いていく。暑くて、額からすぐに汗が落ちてきた。初夏の陽気である。
五重の塔を過ぎ、標柱の立つ〈女二城跡〉から、緩やかな道をジグザグに進んでいき、岩場を登り上げると、見晴らしのいい〈二重の塔〉ピークに出た。汗の出た身体を風が吹きぬけていく。新緑が気持ちを和ませる。吹く風の色は緑色、そんな清々さを心に感じたピークだった。
今日は、くしゃみは出るが、鼻水の無い日だった。花粉アレルギーさんとの別れは、間違いなく、もうすぐである。実に待ち遠しい。あまりにも、暑いので、本丸には行かず、降りることにした。本丸の方を眺めると、伐採されて禿山になっている様に見えた。広場でフラダンスを少し見てから、駐車地に戻った。

●駐車場●

●クサノオウ●

●ステージのある中央広場●

●新緑とヤマツツジ●

●ツツジのトンネル●

●駐車場を見下ろす●

●赤色のツツジ●

●五重の塔●

●女二城跡のツツジ●

●二重の塔ピークにて●

●二重の塔から、粟野町俯瞰●

3