天気がいいので、ジャガイモを掘った。今年は去年よりも出来が良く、質も良かった。掘り終えてから、草取りをしようと思ったが、腰のことを思ってやめ、少し横になったが、寝てばかりいても体に悪いと、村桧神社に向かう。
先日、唐沢神社から歩き、工事中で歩けなかった、三角点名〈西耕地〉のピークを探すことにした。村桧神社にお参りしてから、西側の登り口へと歩く。滑る斜面を登って尾根に出、階段を上がり、諏訪岳の南の遊歩道を進んで行く。
京路戸峠で一服し、京路戸山の東側を歩いていく。大汗をかきながら、小さなアップダウンを繰り返し、やがて、境の杭が遊歩道から離れていく所で、山の中へと入って行く。はっきりとした踏み跡があるので、けっこう人が歩いている様だ。
二つ目の小ピークに〈田沼町〉と刻まれた石柱があり、左の尾根へと進んで行く。ドンドン下っていく。栃木佐野市境の赤の杭を追っていく。しばらく下っていくと、登りになる。ピークは北側の見晴らしが良く、諏訪岳や歩いてきた尾根が眺められた。唐沢山も見えている。岩舟町と書かれた境界標と石柱が立っている。ここで、一息ついた。
汗が滴り落ちる。地形図を見て、ここから、境界を離れ、東への尾根を下っていく。落ち葉や倒木が散乱した荒れた斜面を慎重に下っていくと、間もなく、平らな細い尾根になったが、踏み跡は全く無かった。雑木を分けながら進んで行く。尾根が分かれた所は磁石を当て、慎重に方向を定めていく。
緩く下っていくと、鞍部になり、雑木の斜面を登り返して行く。測量用の赤白のポールが目に入った。三角点はポールの東側に埋まっていた。雑木の中、展望はあまりよく無い。喉を潤してから、どうしょうか考える。来た道を戻ると6時は完全に過ぎてしまう。地形図を見て、北の尾根を下ることにした。薄い踏み跡はすぐに無くなり、雑木の中をまっすぐ北へと下っていく。しばらくすると、木々の間に細い道が目に飛び込んできた。〈小野寺北小学校〉の南側の山道に出た。ホッとして、汗を拭う。諏訪岳を見ながら、道路を歩いて駐車地に戻った。思っていた以上に時間がかかってしまった。有り難い事に、腰の痛みはそれ程でもなかった。それにしても、暑い。

●村桧神社入口●

●村桧神社●

●京路戸峠への道標●

●階段の上り●

●点名西耕地ピーク方面を望む●

●京路戸峠●

●京路戸山を振り返る●

●田沼町と刻まれた境界石●

●赤の境界杭を追う●

●小ピークへの登り●

●諏訪岳遠望●

●京路戸山●

●荒れた尾根を辿る●

●三角点ピークへの登り●

●点名西耕地ピークにて●

●点名西耕地ピーク〈右端〉●

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