優しい風ー山の彼方に

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« 大持山〈赤原山〉②　|　Main　|　大坊山 »

2020/12/1

「大持山〈赤原山〉③」　　山歩き

●大持山山頂で少しの間休んでいたが、汗が冷えて寒くなってきたので、分岐まで戻り、目指す天神山を見下ろしてから、落葉の積もった急斜面を下り始める●
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●物凄い急な斜面で、積もった落葉を靴と杖で払いながら少しずつ降りていき、コルが見えてきた時はホッとした。しかし、帰りが大変である●
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●コルから緩い登り返しが始まって、ゆっくりと足を運んでいく●
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●馬酔木が多く払いながら進んでいくと、間もなく平らになり●
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●山名板の木に掛かった横倉山山頂に着いた。以前このピークは山の名は無かったが、何かの本で横倉山となっているのを見つけ、確認に来たことがあった●
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●この先は初めての歩きになる。横倉山を下って尾根を進んでいくと、気持ちのいい尾根になり、前方に天神山の山形が見えてきた●
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●まるで奥多摩の整備された広い尾根道を歩いているようだ●
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●深い落葉の上をルンルン気分で進んでいくと、東側に見晴らしがあり●
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●目指す天神山も大分近くなってきた。ここから見る天神山は二コブになっている様だ●
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●ルンルン気分はここで終わり、急勾配が待っていた。落葉の下に小砂利があり、滑る滑る●
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●やっとの事で下りついた鞍部は、美しいと言う形容詞がぴったりの〈ウノタワ〉である。浅いすり鉢状の地形の先に苔を敷き詰めた様に緑の絨毯が広がっている。突然に別世界に入り込んだ様な気分にさせられた●
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●見とれてしまったウノタワには道標が立ち、ここから横倉林道へ降りるルートがあるらしいが、土砂崩れなどのため、通行止めらしい。道標の鳥首峠の文字を見て、歩き出す●
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●木に掛かった忘れ物を見ながら小枝を払いながら、フカフカの山道を進んで行くと●
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●木々が無くなり、左下に広がるウノタワを見ながらの登りになった●
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●間もなく大きな岩場が出てきたが、左側に踏み跡があり、ロープも付けられていた●
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●岩の上に上がると、標柱が立ち、馬酔木の中を少し登ると●
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●馬酔木に囲まれた天神山北のピークの様だ。下ってコルから登り返すと●
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●広く平らなピーク、天神山山頂にやっと辿り着いた●
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●天神山と書かれた山名板があり、間違いなかった。木々の間から都県境の山並みや大持山も眺められた●
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●木の根元に座って、パンを齧りながら熱いコーヒーを啜る。極楽極楽。風が無く人の気配も全く無く、怖いくらい静かだ●
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●至福の時をしばらく過ごし、さあて戻るかと腰を上げる。大持山からウノタワまで約200m下ったので、登り返さねばならない。二箇所の急な斜面を考えると憂鬱になるが、登らねば帰れない。得意の亀足でちと頑張ってみるか●

タグ：埼玉県飯能市　奥武蔵登山詳細図　天神山

投稿者: 山香優風

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